投稿日:
【RIZIN】失神KO!朝倉未来、無念の敗戦で「引退も含めて考える」

2021年6月13日に東京ドームで行われた総合格闘技「RIZIN.28」のメインイベント朝倉未来(28)VSクレベル・コイケ(31)の一戦で、朝倉未来がまさかの失神でレフェリーストップ。衝撃の敗戦で大きな注目を集めた。
朝倉未来といえばTHE OUTSIDER出身、路上の伝説と称され、数々のファイターをマットに沈めてきた天才格闘家であり、今やチャンネル登録者数180万人という大人気YouTuberとしても活動の幅を広げている朝倉兄弟の兄であるが、東京ドームという大舞台での今回の一戦、どのような心境で望んだのか。
【写真】 RIZIN FIGHTING FEDERATION
試合前インタビューでは「いよいよ来たな、穏やかな気持ちです」
RIZINの試合前インタビューでは落ち着いた雰囲気で「穏やかな気持ちです」「あとはやるだけ」と語る朝倉。いつもの調子で冷静に受け答えをし、対戦相手のクレベル・コイケについても「実績もあって強い選手」と言及していた。
さらに試合展開の予想では「根性がある方が勝つ展開になることを想定しております」と一筋縄ではいかない試合展開の想定を語っていた。
【写真】 RIZIN FIGHTING FEDERATION
両者激しい攻防と意地のぶつかり合い
試合は打撃の朝倉と寝技のクレベルで絶妙な間合いで展開されていった。
1ラウンド、クレベルのグラウンドに引き込まれ、少々危ない展開が続くも得意の打撃で反撃。一瞬クレベルがフラつく場面も見られたが、決定打とはならず。
続く2ラウンド目、クレベルは朝倉をコーナーに誘い込み上手く寝技に持ち込むと、その圧倒的なテクニックで三角締めが極まる。しかし意地でもタップをしない朝倉は失神状態。レフェリーストップで試合終了となった。
試合後のインタビューで「タップする選択はなかった」と語り、朝倉の強い根性や負けない気持ちが垣間見えた。
【写真】朝倉未来公式Twitter
朝倉未来、無念の敗戦で引退を示唆
今回プロで初の一本負けを期した朝倉未来であるが、試合後のインタビューにて「引退も含めて今後のことを考える」と引退を示唆する発言をしたことでファンの間で大きな波紋を呼んでいる。このインタビューを受け、同じくMMAの選手である堀口恭司をはじめとする多くの格闘技選手やスポーツ選手がTwitterなどで反応。引退を反対する声や、激励の声が多く投稿された。
【写真】堀口恭司公式Twitter
【写真】藤川球児公式Twitter
一夜明けインスタグラムを更新。プロ続行か?
試合から一夜明け、インスタグラムを更新。ファンに対する感謝と合わせ試合に対する悔いはないと語り、「少し休んで、また頑張ろうかな」と前向きな姿勢を見せた。路上の伝説からのし上がり、次々と大舞台に立ってきたカリスマ格闘家は、今回の敗戦を受け今後どのように身を振るのか、朝倉未来の更なる活躍に期待である。
【写真】朝倉未来公式Instagram
また、今回の「RIZIN.28」で那須川天心とスペシャルマッチを行なった、魔裟斗2世ことHIROYAが試合後、引退を表明。
引退試合は大晦日RIZINを希望しており、「勝てないんじゃないのって思われてる選手とやりたい。最後はキックボクシングのルールでやりたいと思っている」と語った。

水落康稀



最新記事 by 水落康稀 (全て見る)
関連記事
この記事に関連するタグ
掲載申請
Trendlyに掲載して欲しいYouTuberのチャンネルURLを以下に入力してください。