元夫から離婚を切り出されてから数日後、弁護士さんを交えて離婚への交渉を行うことにしました。 - もちろん、こちらの作戦を知られたり変な知恵を付けて来られたら困るので当日いきなりホテルのラウンジに呼び出しました。 - 私と弁護士さんが待っているのを見て何が起きたのかと挙動不振の元夫。 - 弁:元夫さんが幸子さんと離婚したいとおっしゃっていると聞いて来ました。単刀直入に聞きますが、何が原因でしょうか？ - 夫:幸子の優しさが足りないことが原因です。 - 弁:例えばどのようなところでしょうか？ - 夫:かくかくしかじか(ひたすらしょうもない小さな理由を並べていく…前回の投稿の件もしっかり述べていました) - 弁:あーそうなんですね。それはそれは(苦笑)それはそうと元夫さん、あなた幸子さんに黙ってしていることがありますよね？しっかり証拠もありますよ？何のことか分かりますよね？ - 夫:…はい。 - 弁:何を隠しているか自分の口で仰ったらどうですか？ - 夫:不倫です…。 - 弁:あなたさっきからこちらが黙って聞いていたら自分のことは棚に上げて散々幸子さんが悪いと仰っていましたよね？不倫は悪いことだと思っていないのですか？ - 夫:…すみません。(めっちゃ小声) - 弁:いいですか？不貞行為というのは、民法によって禁じられているんですよ？不貞行為をした者は配偶者に離婚を申し入れることもできないとも定められています。それをあなたは自分のやったことは隠して幸子さんへの暴言ばかり。幸子さんが離婚しないと言えば、あなたは離婚することもできませんよ。 - 夫:はい…。 - 弁:幸子さんもあなたの今までの言動で精神的にも肉体的にもダメージを受けています。あなたがこちらの言い値の慰謝料を払うのであれば、離婚しても良いと仰っています。どうされますか？ - 夫:…慰謝料を払わせてください。 - 慰謝料は相当ふっかけたので渋るかと思いましたが、弁護士さんの攻め方が良かったのか、希望額を分割で支払ってもらえることになりました。 - 元夫から離婚を切り出しているので、今さらなかったことにはできず、慰謝料を支払って離婚するしか道がない状況なのですが、そんなことまで計算していた弁護士さん、本当に関心しました。 - この日のうちに公正証書を作成する予定だったのですが、戸籍謄本が必要だということを知らなくてまた後日ということになりました。 - つまり、それまでは離婚できないということです。 - #浮気 #離婚 #不倫 #サレ妻 #慰謝料 #弁護士 #公正証書

rikon.0309