毎日暑く、家でクーラーをかけて陣痛が来るのを待つ日々。 夏休みのゆめと２人で過ごせるのもあと少しだなーと思いながら大切に過ごした。 予定日を迎えたが、陣痛の気配はなく私自身はのんびり過ごしていた。 あきらくんは毎日「行ってくるで」と仕事に行く前に必ず声をかけるようになった。彼もいつ産まれるのか心配はしてくれてるんだろうなと感じた。でも、帰りは遅く、相変わらず不機嫌。 予定日を2日過ぎた、8月15日。 出産の不安、あきらくんの浮気、いろんなものが溜まりに溜まって全部吐き出した。 浮気と気付いてから何度か言い合いをしたが、出産を前にして再び勃発した。 子供の名前、今後のこと、出産のこと、そして浮気のこと。 「赤ちゃんの名前考えてる？」 そんな話から私が始めるも、「生まれたら俺が育てる」とかまた言い出したので、ついに私は泣きながら言った。 「浮気してる人が子供引き取るとか無理やろ」 もちろん、無言。自分の都合が悪くなると黙り込む。 そして、浮気は認めない。 もう別れた方がいいんじゃないか、もう彼の気持ちは戻ってこない。 常に彼女と比べられてるような気持ちになる。部屋が汚いと言われれば、彼女は部屋がキレイなのかなー。ご飯が自分好みでなければ、彼女はあきらくんの食べたいものがわかるのかなー。 こんな気持ちでいることが本当に辛かった。 俺は出て行くと言うけど、出ていかない。むしろ「俺が出て行ったらいいんか？」と聞いてくる。いや、出て行くか出ていかないかは自分で決めてよ。私に聞くなよ。出て行きたければ出ていけばいいのに。そんなことも自分で決められないんだなー。 泣いて泣いて言いたいことを言ったので、目が腫れてブサイクがより一層ブサイクになった。この日の夜は「明日、陣痛が来ないこと」を祈った。なぜなら、こんなブサイクな顔で病院に行きたくないから。笑 でも、言いたいことを全部出して、産まれる準備が整ったのか、翌朝8時半から陣痛が始まってしまった。 誤字脱字はご了承ください。 #浮気 #サレ妻 #別れたい #シングルマザー #不倫 #妊娠 #離婚 #無理 #結婚 #未婚 #不安 # #継続 #陣痛 #都合が悪くなると無言 #我慢 #涙 #臨月

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