フッ素といっても様々な濃度で使用されています。 1枚目 1番身近な歯磨剤です。 赤ちゃん用の濃度の低いものから成人向けの濃度の高いものまで様々です。毎日使えます。 （成人向けの一部濃度の高い歯磨剤は小児は使用できません。ご注意下さい） 2枚目（ビーブランド） 毎日（週5日）使用する洗口剤です。 定期検診で塗る高濃度フッ素をだいぶ薄めた味がします。 うちの子は高濃度フッ素は大嫌いですが、これはリンゴジュースみたいだから好きだそうです。 3枚目（ミラノール） 週一回使用する洗口剤です。 園や学校で使ったことのあるお子さんもいるのではないでしょうか。 4枚目（フルオールゼリー） 定期検診毎（3-4ヶ月）に塗るかなり濃度の高いフッ素です。 言い換えれば毎日塗ってはいけません。歯科医院での管理下のみで塗ることが出来ます。 5枚目（サホライド） 予防ではなく治療に使われます。 フッ化ジアンミン銀という成分でむし歯の進行を止めたり、知覚過敏を抑える働きがあります。 ただし、むし歯に反応して歯が黒くなるので主に乳歯に用いられますが、ご高齢で治療が困難な方にも使用されています。 初期のむし歯に使われますが、低年齢で治療のできないお子様の治療適性年齢までの管理にも使うことがあります。 フッ素洗口は予防に効果がありますが、うがいが上手にできない子は出来ません。（飲み込んではいけないため） フッ素について色々言われますが、少なくとも歯科の分野のみ で言えば歯の質を高め、初期のむし歯には再石灰化（元に戻ること）が期待できる重要な成分であると考えます。（個人感） フッ素は緑茶やビールに多く含まれます。海水や土にもフッ素は含まれるので海藻類や野菜、牛肉などにも含まれていて実は私たちは食事の中で摂取しており、身近な存在です。 上手に取り入れ、むし歯予防できるといいですね！ #碧南 #高浜 #西尾 #歯科 #歯科医院 #小児歯科 #女性歯科医師 #フッ素

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